どのような人が一人暮らしでwifiが必要なのか、また、必要な人は、どのような基準でwifiを選べば良いのか、わかりやすく解説しています。これを読めば、すぐにあなたに合ったwifiを選ぶことができます。

 

こんな方におすすめの記事です

  • 自分にはwifiが必要なのかを知りたい方
  • 一人暮らしでどのwifiを選べば良いのか知りたい方
  • wifiの料金を知りたい方

 

結論

  • パソコンを持っていない
  • スマホのギガ数は2〜3GB程度で十分

という方以外は、wifiがあったほうが良いです。

 

一人暮らしに適したwifiは、ポケットwifi(WiMAX)です。
家でも外でも端末さえ持っていれば、どこでもwifiが使えるため、外でもパソコンを使えますし、何といってもスマホのデータ通信をwifiを使って行えることで、スマホの契約ギガ数を少なくすることができ、結果的に大幅にスマホ代の節約になります

 

一人暮らしにwifiは必要か?

 

ひと言で「一人暮らし」とはいっても、利用度合いによってwifiが必要かどうかは違ってきます。

 

wifiが必要ない人

スマホで2〜3GB程度しか使わない人
スマートフォンを使ってはいても、ひと月に使うデータ容量(ギガ数)が2〜3GB程度であれば、wifiを契約しても、ギガ数の節約によるスマホ代の節約に大してならないので、必要ありません。
パソコンを持っていない・ほとんど使わない人
パソコンやタブレットは使わない、ということであれば、インターネット接続の必要がありませんから、wifiの出る幕はありません。

 

wifiが必要な人

スマホのデータ通信量が多い人
スマートフォンのデータ通信量が大きい場合、ギガ数の大きな料金プランを選ぶことになり、スマホ代が高くなります。
スマホでデータ通信する場合はwifi電波を利用すれば、その分データ通信量を抑えることができ、スマホ代をかなり節約することができます。
ネットで動画をよく見る人
データ通信量がかさむのが動画です。
youtubeはもちろん、huluやnetflix、U-NEXTなどの高画質動画は、想像をはるかに上回るほどのデータ通信量になることも多いです。
スマホのギガ数をあっという間に消費して、通信速度制限にかかることも珍しくありません。
パソコンをよく使う人
パソコンは、wifiがなければインターネットにつながりません。
スマートフォンのデータ通信を利用して、パソコンをインターネットに接続する「テザリング」という方法もありますが、テザリングは基本的に緊急避難的な手段なので、日常的にwifiを使うケースではおすすめではありません。(テザリングについては後述します)

一人暮らしの大学生にwifiは必要か?

同じ一人暮らしでも、大学生の場合はどうでしょうか?

 

大学キャンパスにはwifiがあるから不要?

 

一般的に、大学のキャンパスは、無料でwifiが使えるようになっています。

 

大学側が学生に便宜を図っているわけですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

 

大学キャンパスwifiのメリット

 

無料である

 

何といってもこれ以上のメリットはないでしょう。

 

大学構内であれば、かなりの場所で使える

 

アクセスポイントは、教室、図書館、ラウンジなど多いので、wifiを探す手間はありません。

 

大学キャンパスwifiのデメリット

 

セキュリティ

 

大学側ももちろんセキュリティには気を配ってはいますが、基本的に不特定多数の人が利用するものですから、セキュリティについて基本的には公衆のwifiスポットと同じものと考えるべきです。個人情報を含む通信はしないというのは、wifiスポットを利用する上での常識です。

 

大学側に履歴がわかってしまう

 

ID、パスワードでログインをして使うわけですから、サービスを提供している側は、だれが何を閲覧しているかは、すべてわかります

 

大学によっては利用内容に制限がある

 

大学のwifi利用規定で、「wifiをこういったことに使ってはいけない」といった制限があることもあります。

 

これらのことを考えた場合、また、大学キャンパスだけでなく、家でのインターネットの利用も考慮すると、やはり一人暮らしの大学生も、自前でwifiを用意したいところです。

一人暮らしのwifiは光かポケットwifiか

一人暮らしに最適なwifiには、どのようなものがあるでしょうか?

 

選択肢としては、以下の2つになります。

  • 光固定回線
  • ポケットwifi

 

1.光固定回線

 

光固定回線のしくみ
光固定回線のしくみを簡単にご紹介します。

 

1.電柱からマンションの共有スペースに光回線を引き込む
2.共用スペースに引き込んだ光ファイバーを室内へ引き込む
3.引き込まれた光ファイバーを回線終端装置につなぐ
4.回線終端装置に無線ルーターをつなぐことで、無線でインターネットが使えるようになる

 

光固定回線の特徴

速い

下り最大1ギガ(1Gbps=1,000Mbps)の速度が出ます。

家でのみ利用可、外出先では不可

固定回線のため、家でしか使えません。

無制限に使える

データ通信量による通信速度制限がないため、使い放題使えます。

 

光固定回線のメリット

回線が安定している

外部から各住戸の回線終端装置まで、すべて有線でつながっているので、使っている途中でインターネット接続が途切れるというようなことがありません。

速度が速い

理論上、光回線を上回る速度の通信回線はありません。

 

光固定回線のデメリット

工事が必要なためすぐに使えない

光回線未導入マンションの場合、光固定回線のしくみ図の1、すなわちマンションの共用スペースにすら光回線が引き込まれていない場合は、工事を依頼してから完了まで1〜1.5か月ほどかかります。
いっぽう、しくみ図の1まで終わっている場合は、工事完了まで2〜3週間ほどで済みます。
引っ越し時期など混んでいる時期の場合は、さらに時間がかかります。

 

また、工事の実施日には立ち会う必要があるケースもあります。

 

引っ越しが面倒

引っ越す場合は、移転手続きとともに、引っ越し先での工事が必要になります。

 

光固定回線の料金
光固定回線は選択肢が多く混乱しがちですが、基本的には自分が持っているスマートフォンと同じブランドを選べば、まず失敗はありません。

キャリア名 光回線会社 月額料金 セット割引 事務手数料
NTT docomo ドコモ光 4,000円 100円〜1,600円 3,000円
au auひかり 3,800円 500円〜2,000円 3,000円
softbank Softbank光 3,800円 0円〜500円(*) 3,000円

(*)割引自体は500円〜1,000円ですが、月額500円のオプション加入が割引適用条件となっているため、実質的には0円〜500円となります。

 

wifiを導入する場合は、スマホの契約ギガ数を減らすのが一般的です。
スマホセット割引は、スマホの契約ギガ数が小さいほど割引金額も小さくなるため、最低額(たとえばauなら500円)と考えておいた方が無難です。

 

月額料金以外に、工事費が必要となりますが、新規契約の場合、ほぼ一年中工事費無料キャンペーンを行っているので、工事費は考慮する必要はありません。初期費用としては、契約事務手数料の3,000円だけ考えておけば大丈夫です。

2.ポケットwifi

 

ポケットwifiのしくみ
光固定回線のしくみを簡単にご紹介します。
 

 

 

ポケットwifiのしくみは、スマートフォンのしくみと似ています。

 

データ通信事業者の基地局から飛ばされた電波を、ルーターと呼ばれる端末がキャッチし、パソコンのようなwifi機器は、ルーターから発信された電波を受け取ることでインターネットとつながることができるというものです。

 

ポケットwifiの種類
3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、ポケットwifiを扱ってはいますが、データ通信量が無制限に使えるものはありません。
どんどんデータ通信量が大きくなっている時代に、無制限に使えないのでは、わざわざwifiの契約をする意味もあまりありません。

 

無制限プランがあるポケットwifiは、

  • WiMAX
  • Y!mobileのポケットwifi

の2つになります。

 

ポケットwifiの月額料金
2つとも月額料金(定価)は同じ4,380円ですが、WiMAXはプロバイダ(販売代理店)によって価格が異なります。
たとえば、業界最安級、シェアNo.1の「BroadWiMAX」で契約すれば、月額3,411円で「ギガ放題プラン」(月間データ通信量の制限がないプラン)が使えます。

 

Y!mobileのポケットwifiはエリアが狭い
Y!mobileのポケットwifiは全国対応でエリアも広いのですが、無制限に使える「アドバンスモード」は、そもそも別の回線を使っていて、通信可能エリアが都市圏に限られ、エリア内でも使えない場所がまだまだ少なくないので、おすすめできません。

 

従って、ポケットwifiを選ぶ場合は、WiMAXの一択になります。

 

 

ポケットwifiの特徴

端末さえ持ち歩けばどこでもインターネットに接続できる

これが最大の特徴です。
スマホ代の端末を持ち歩きさえすれば、どこでもwifi環境になります。

通信速度もそこそこ速い

理論値で下り最大558Mbps(LTE利用時1Gbps)の速度があり、実測値でも光回線と比べて、それほどそん色はありません

通信速度制限がある

月間のデータ通信量が無制限に使えるプランはありますが、それでも3日間で10GBを超えると速度が約1Mbpsに低下します。

 

ポケットwifiの通信速度制限
3日間で10GB以上使うと、通信速度が1Mbpsに低下しますが、これを「通信速度制限」と呼ぶには少し躊躇するほど、緩い「制限」です。
というのも、

1Mbpsの速度が出るため、例えばyoutubeの標準画質であれば、まったく支障なく視聴でき、実質的にはほとんど不都合がない
制限がかかっても、翌日18時から翌々日の2時まで速度が低下するだけで、2時を過ぎれば自動的に制限が解除される

という程度の「制限」であるため、実際のところ制限がかかっていることを気づかない人もいるほどです。

 

3.おすすめはポケットwifi

 

光固定回線とポケットwifiの比較

光固定回線 ポケットwifi(WiMAX)
月額料金 4,000円(*1) 3,411円(*2)
下り最大

1Gbps

1Gbps(*#)
エリア 全国 全国
通信速度制限 なし 3日間10GB

(*1)ドコモ光の場合。auひかりとSoftbank光は3,800円。
(*2)BroadWimaxの場合。
(*3)Speed Wi-Fi HOME L02(ハイスピードプラスエリアモードの場合)

 

月額料金はポケットwifi通信速度制限については光固定回線に分があります。

 

さらに以下のことも考慮すると、一人暮らしには、やはりポケットwifiをおすすめしたいと思います

 

工事は意外と大変なことも・・・

前にもお話した通り、光固定回線のデメリットは工事です。
契約して2〜3日程度ならまだしも、1.5か月待ちはざらで、繁忙期はさらに1か月待たされることもあります

 

また、立ち合いが必要な工事の場合は、自分のスケジュールも調整しなくてはなりません。
家族と一緒に住んでいれば、家族の誰かが立ち会ってくれることもあるでしょうが、一人暮らしは基本的に全て自分でやる必要があります。

 

この大変さを考えた場合、契約したその日から使えるポケットwifiの便利さは、かなりのものがあるのではないでしょうか?

 

外でポケットwifiが使える意外に大きなメリット
「自分は外ではwifiを使わない」という方にも、ポケットwifiを持つ大きなメリットがあります。
それは、スマホ代の節約です。
とにかく、端末さえ持っていればどこでもwifiが使えるわけですから、同じようにいつも持ち歩くスマホも、SNSをやったり動画を見たりする場合はwifiに接続すれば、スマホのデータ使用量(ギガ数)を節約することができます。

たとえば、ドコモで毎月データ使用量が5GBであれば料金は5,000円ですが、ポケットwifiを利用してデータ使用量を1GBに抑えることで、2,100円(5,000円−2,900円)節約することができます

 

参考までに、格安SIMを使えばさらに安くなり、3,600円(5,000円−1,400円)の節約になります(mineoの例)。

 

固定回線のほうが速いといっても・・・
通信速度を比べると、最大値では光固定回線のほうが少し速いのですが、実際には、どちらが速いか断定はできません

 

光固定回線は、集合住宅では回線が混みあうことも多く、かなり速度が落ちます。
実際に、今、総戸数60戸の23区内のマンションの一室で測ってみたら、

auひかり、下り最大1Gbps(=1,000Mbps)のところ、実測値は下り44.9Mbpsでした。

 

いっぽう、ポケットwifi(WiMAX)の実測値は、

下り44.2Mbpsと、auひかりとほぼ変わらない速度です。

 

つまり、光固定回線はポケットwifiよりも速いかというのは、場所によって異なるため、一概には言えないということです。

 

テザリングはどう?

スマートフォンのデータ通信を使ってwifiルーターの代わりにすることで、パソコン等をインターネットに接続することを「テザリング」といいます。

 

あらたにwifiを契約する必要もなく、特別な手続きも必要ないので、手軽にwifiを利用することができますが、以下の理由で常時使用はおすすめできません

 

バッテリー

テザリングはスマートフォンのバッテリー消耗が激しいので、テザリングを頻繁に利用すると、充電回数も増え、バッテリーの寿命も短くなります。

 

通信速度制限

スマートフォンのデータ通信を使うため、契約データ容量をどんどん消費してしまいます。気が付いた時には、スマートフォンに通信速度制限がかかってしまうことも、よくあることです。

 

とくに気をつけたいのは、同じことをしてもパソコンのほうがスマートフォンよりもデータ容量をより多く消費するということです。

 

あくまで目安ですが、パソコンのテザリングは、スマートフォンに比べて

  • WEBページ閲覧で約1.3倍
  • 動画視聴:約2.5倍
  • 地図:約5倍〜10倍

のデータ容量を消費します。

 

毎月料金がかかる

ドコモは無料ですが、auやソフトバンクは、テザリングのために追加で500円かかります。


やはり光にすればよかった・・・でも大丈夫

「ポケットwifiを契約したが、思っていたより通信速度が遅かった…」など、もし選択ミスだったとしても、違約金なしで契約しなおすことができます

 

初期契約解除制度
ポケットwifiの契約はクーリングオフがききません。
その代わりに「初期契約解除制度」が設けられていて、契約後8日以内であれば、契約を白紙撤回することができます

 

BroadWiMAX「いつでも解約サポート」(旧ご満足保証)
これは業界で唯一BroadWiMAXが実施している制度ですが、いつでも違約金の負担なしで、他のインターネット回線(auひかり、フレッツ光、Softbank光等)へ乗り換えることができます。
期限が決まっていないので、初期契約解除制度の8日間の期限が過ぎた場合でも安心です。

 

おすすめのWiMAXwifiルーターはこれ

SpeedWi-Fi NEXT WX05

WX05はNEC社製で、WiMAXの最新端末のひとつです。
同じ最新端末にW06がありますが、バッテリーが取り外しできず、バッテリー交換時にauショップに修理扱いで出す必要があることから、WX05のほうがおすすめです。

 

使い方にもよりますが、大容量バッテリーなので、スマートフォンのようにほぼ毎日充電する必要はありません
重さはiphone7より少し軽く、大きさはiphoneSEより少し小さいくらいコンパクトなので、気軽に持ち歩けます。

 

  • 寸法約W111×H62×D13.3mm
  • 重さ128g
  • バッテリー容量3,200mAh
  • 最大同時接続数10台
  • バッテリー:連続通信時間
  • ハイパフォーマンスモード:約486分
  • ノーマルモード:約690分
  • バッテリーセーブモード:約840分
  • バッテリー:連続待受時間
  • クイックアクセスモードOFF時:850時間
  • クイックアクセスモードON時:38時間

 

Speed Wi-Fi HOME L02

WiMAXの据え置き型ルーターが、L02です。
電源コードをコンセントに挿すだけで簡単に使えます

 

無線接続時下り最大867Mbps、有線接続時ならなんと下り最大1.0Gbpsと、光固定回線並みの速度が出ます。

 

【参考ページ】
光固定回線公式ページへのリンク

ドコモ光

 

auひかり

 

SoftBank光

 

ポケットwifi(WiMAX)公式ページへのリンク

BroadWimax

【参考】アパート・マンションの光固定回線対応物件

今の時代、インターネットがなければ不便ですから、部屋を貸す方の大家さんや不動産屋側でも、その辺は意識して、あらかじめインターネットに対応している物件が増えてきました。
しかし、まだそれらは一部にすぎず、全く未対応の物件もあります。

 

1.インターネット付物件
このタイプは、マンションやアパートのひとつの「売り」として、インターネットがすぐに使える態勢にしてある物件です。
一番助かるタイプで、入居当日からすぐに何の工事も手続きもすることなく、インターネットを使うことができます。
費用については、無料というところもあれば、別途利用料として月額2000円程度かかる場合もあります。
もちろん無料といいながら、実際には家賃に含まれていると考えた方が良いでしょう。その分、周りの家賃相場よりも高くなっていることが多いものです。
一般的に、インターネットに契約すれば、月額4000円〜6000円くらいするので、この金額も踏まえて、家賃が相場より高いか安いか考えてみましょう。

 

2.インターネット(ブロードバンド)対応物件
物件の付帯設備の欄に、よく「インターネット(ブロードバンド)対応」とか「インターネット(ブロードバンド)可」と書いてある物件です。
1.と違って、何もしなくてもすぐに使えるというわけではありませんが、マンションやアパート自体には回線が既に引いてあって、入居者がインターネット回線の契約をすれば、大規模な工事などすることなく、使えるようになるパターンです。
モデムという機器を設定する必要があり、そのモデムは宅急便で送られてくるので、事前に受け取れれば、入居日からインターネットを楽しむこともできます。

 

3.未対応物件
全く、インターネットには対応しておらず、インターネットをやりたいなら、入居者が自分でフレッツ光等と契約し、工事費も負担して、自分の責任でインターネット回線を引いてくださいねというパターンです。
工事費もそこそこしますし、何より工事が入居日のあとになることが多く、それまでインターネットができないことが問題です。

 

 

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